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ナレッジマネジメント事例 アンダーセン・コンサルティング

   


アンダーセン・コンサルティングとは?

アンダーセン・コンサルティングは、アメリカのトップ監査法人だったアーサー・アンダーセンからコンサルティング部門を1989年に分社化、アンダーセン・コンサルティング(現アクセンチュア)が設立された。

 

この分社化により、アーサー・アンダーセンは会計監査業務を、アンダーセン・コンサルティングはコンサルティング業務を担当するという業態棲み分けが行われた。

世界最大規模のコンサルティングファームで、高水準なサービスを均一で提供する 「ワン・ファーム・コンセプト」。

 

1998年当時、5万人の従業員を世界中に有し、1997年の総売り上げは66億ドル、急成長を遂げていた総合コンサルティングファームである。

アンダーセン・コンサルティングは収益高では1995年に、従業員数では1997年に母体のアーサー・アンダーセンを上回っていた。

 

アンダーセン・コンサルティングの組織体制

アンダーセンコンサルティングは主に6つの業界に対して、必要適格性のあるサービスを提供していた。

「金融」「プロダクト」「管理」「ヘルスケア」「公共事業」「通信」

各業界グループは複数のセグメントに分かれており、例として金融は銀行業、保険、投資業界に分かれている。

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アンダーセンコンサルティングの強みは歴史的にデザイン、開発、コンピュータシステムの実装、これらが収益の柱だった。

更には、マーケットリサーチ、リエンジニアリングサービスのリーディングプロバイダーとして、ビジネス戦略に強みを持っていた。

 

Knowledge Management at Andersen Consulting

明日の市場において、持続的な差別化を確立するために私たちが行うプログラムは、 ナレッジマネジメントである。

それは累積知識で電子的および文化的に繋がったアンダーセンコンサルティングにおける 国際社会の再利用可能な経験と個人のスキル、知識と経験を活用するように設計されています。(当時の戦略資料より)

 

会社内では数年かけて数多くのコンサルティング技術やmethodology(方法論)が開発されていった。

特にITビジネスのアプリケーションの統合システムに強みを持っていた。

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これらのナレッジマネジメントは中央で開発されていたため、日々コンサルタントが顧客と接することによって得られる経験からのインサイトまではカバー出来なかった。

 

情報共有には電話、ボイスメール、Fax、FedEx、もしくは対面の場を設定せざる得なかった。

会社の成長速度と世界中のオフィスにいるコンサルタントの数を考慮すると、明らかに十分な情報共有を行えなかった。それは巨大グローバルファームにとっての大きな悩みであった。

 

当初、ナレッジマネジメントは社内全体のビジネス戦略の1つに過ぎなかった。

1991年当時、Horizon 2000と呼ばれていた対策チームは、会社の継続的な強い成長を目指す指標として「Knowledge Xchange Strategy」を掲げ、後にシステムとして統合された際に 「Knowledge Xchange System」と名前を変えた。

 

Knowledge Xchange System

1993年にグループウェア「Lotus Notes」を使った情報システムをKX(Knowledge Xchange )と名付け、全社への導入を進めてきた。

当時のCEOジョージ・シャヒーンが「Partners」というグループを作り、1996年までにKXを全てのアソシエイトパートナー、マネージャー、コンサルタントに導入した。

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KXには、3,000のデータベースが導入され、1,000は公的に分類されて、残った2,000は小さなワークグループで利用された。1つのデータベースには65,000の記録があり100万以上のコンサルティング資料によって構成されていた。

 

システム構成はまず最下層に「OA90」と呼ばれるインフラがある。 具体的には、ハードウェア、OS、LAN、文書作成ツール、表計算ツールなどのアプリケーション群。

その上に「AA Net」と呼ばれるWAN(LANより広い範囲、市街地を越え郊外、県外や国際の範囲におよぶネットワーク)を構築。

 

そして最大の目玉は、世界中のコンサルタントによる知識のデータベースである。

 

参考資料:Knowledge Management at Andersen Consultingby Morten T. HansenNitin Nohria and Thomas J. Tierney(Harvard Business Review)


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ふくえもん / FUKUEMON
インターネットと英語を駆使して生きる、ネコ型SAMURAI。 飯の糧はWebメディアのマーケティング、Facebook広告を使った集客など。

 - MBA/Startup, ビジネスモデル

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