【2015 学割比較】au＞ソフトバンク>ドコモの評価

2015/01/24 2015/07/22

1月23日にドコモから2015年の学割内容が発表され、これで既に発表済みのソフトバンク、auと携帯電話3社のプランが出揃いました。

先に発表されたソフトバンクとauの学割に関する詳細はこちらの記事から。

携帯機種は3社ともiPhoneの一強で、インターネットの繋がりやすさも料金も似たり寄ったりの中で、学割の内容はその年の各社のシェアの変動を占う指標になります。

ドコモ、au、ソフトバンクの学割内容比較

まずは3社の学割内容を比較していきます。

【ドコモ】

◆対象ユーザー
新規契約・MNPで「カケホーダイプラン（スマホ/タブレット）」「シェアパック」を契約した【25歳以下】のユーザーとその家族
◆割引金額
学生：「カケホーダイプラン（スマホ/タブ）」が1年間1,850円割引（月額850円）
家族：「カケホーダイプラン（スマホ/タブ）」が1年間1,350円割引（月額1,350円）
◆その他
「シェアパック10」「シェアパック15」「シェアパック20」「シェアパック30」いずれかへの加入が必須。

【au】

◆対象ユーザー
新規契約・MNPで「カケホとデジラ」または「LTEプラン（旧プラン）」を申し込んだユーザー【学生/25歳以下どちらかの条件を満たしていれば可】とその家族
◆割引金額
カケホとデジラ：学生本人が2年間、家族は1年間（MNP利用時は2年間）月額1,500円割引
LTEプラン：学生本人が3年間、家族は1年間（MNP利用時は3年間）基本料934円が無料
◆その他
「データ定額」への加入が必須。「auスマートバリュー」加入の場合、さらに最大2年間毎月1,410円割引される。

【ソフトバンク】

◆対象ユーザー
新規契約・MNPで「スマ放題」「ホワイトプラン（旧プラン）」を申し込んだ【25歳以下】のユーザーとその家族
◆割引金額
スマ放題：ユーザー本人が26歳になるまで月額500円割引、データ定額パックに毎月1GB追加（MNPでない家族は2年間）
ホワイトプラン：2年間月額1,000円割引（MNPでない家族は1年間）
◆その他
提供の光回線サービスのセット割引「ソフトバンク光」とは併用不可

学割と銘打っていますが、実際は25歳以下であれば学生じゃなくても適用されます。

逆に26歳以上の場合、学生であったとしてもau以外対象外となりました。

以前までは放送大学のような通信制大学、自分が通っているような社会人向け専門職大学院でも学割を利用出来ましたが、ドコモとソフトバンクでは利用不可となりました。

また申込時に25歳以下であっても、26歳の誕生日を迎えた時点で割引は終了となります。

最後に発表したのに、一番お得じゃないドコモの学割

・3社で唯一カケホーダイ（月額2,700円）加入必須

auとソフトバンクは、音声通話をあまり使わないユーザーのために従来の基本料金プラン（月額934円）も選べるようになっています。

しかしドコモは基本料金が2,700円になるので、割引を適用されてもLINEコールなどで音声通話を使わないユーザーにとっては実質値上げになる可能性もあります。

・割引期間が1年間

月々の割引金額は他社より大きいのですが、3社で唯一割引期間が1年間となっています。

・機種変更、ガラケー対象外

ドコモ学割2014では、2013年6月以降に契約した既存ユーザーには機種変更でも学割を適用する処置がありました。

しかし2015では新規契約のみになり、またガラケーは新規契約であっても対象外です。

ただしこれは他社も同様です。

結局どこがいくらお得なのか

公式ページ見ても、各社条件や内容が非常に細かい、わかりづらいためパッと見ただけではどこが一番お得なのかわかりづらいです。

各社の２年間の割引金額を「通話定額プラン」で計算した場合、割引金額は下記の通りです。

NTTドコモ：28,600円　（1,850円×12ヶ月＋500円×12ヶ月）

KDDI / au：36,000円　（1,500円×24ヶ月）

ソフトバンクモバイル：12,000円（500円×24ヶ月）

シンプルに比較した一覧表はこちらの記事をご参照ください。

割引金額ではauが一番高く、対象も26歳以上でも学生であれば加入出来るため幅広いユーザー層とってお得な内容となっています。

ドコモは2年間の割引金額はソフトバンクより多いですが、家族の特典がソフトバンクに比べてかなりに見劣りする内容で、適用期間も1年間と短く割引金額も少ないです。

また、上記の割引金額は「通話定額プラン」に加入したケースであり、ドコモは上記プランしか選択肢がありません。

反面ソフトバンクとauは基本料金が934円の旧プランも残しているため、LINEコールなどで電話をあまり使わないユーザーにはそちらに加入するという選択肢も残されています。

内容を総合的に見て比較検討した結果、2015年の学割は、au＞ソフトバンク＞ドコモの順番でオススメします。

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ふくえもん / FUKUEMON

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