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Googleのモバイルフレンドリーアップデートの結果・・・

      2015/07/13


本日からスマホ対応していないサイトは検索順位が下がります

本日、4月21日(日本時間)よりGoogleの検索エンジンに対する大規模アップデートが実施されます。

以前の記事でも書きましたが、簡単に言えば「スマホに対応していないサイトやページの検索順位を落とすよ!」という内容です。

 

 

Google ウェブマスター向け公式ブログ: モバイル フレンドリー アップデートを開始します

 

mobile-friendly

画像はリンク先のGoogle公式ブログから引用

 

 

モバイルフレンドリーなWebサイトをモバイル検索でより上位に表示されるように
Googleは、モバイルフレンドリーであることを検索結果に表示させるだけでなく、検索結果に上位表示されるための、ランキングファクターとして用いることを報告した。2015年4月21日からの導入となる。また、Googleは今回のアルゴリズムの変更が、モバイルでの検索結果に、”大規模な影響”を与えるとしている。米国だけでなく、全ての言語への影響となる。

GoogleがモバイルフレンドリーとAPP Indexingをランキングアルゴリズムの要素に追加することを発表

 

自分のサイトがこのアップデートでペナルティの対象になるかどうかは下記のGoogle公式ツールに自分のサイトのURLを打ち込めばすぐ判定してくれます。

https://www.google.com/webmasters/tools/mobile-friendly/

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今どきスマホに対応していないサイトなんてあるの?と思われる方もいるかもしれませんが、大手サイトでも結構あるのが現状です。

逆に大手サイトだからこそWebサイト設計を一から作りなおすのに様々なステップを踏む必要があり、対応が遅いのかもしれません。

 

「良いサイトを作れば自然と人は集まる」は間違い

mobile-friendly-update

 

勘違いされがちなのが、良いサイトを作れば自然と検索順位が上がる、Googleを追いかけるからアルゴリズムのアップデートのたびに変更対応しないといけないだけで良いサイトならGoogleが自然と順位を上げてくれる、という考え方です。

 

Googleの検索エンジンがあまりに生活に密着しているため、それが当たり前のように考えてしまいがちですがGoogleはあくまで一営利企業です。

ボランティアでサービスを提供しているわけではなく自社の利益を最大化するために検索エンジンのアップデートを行っています。

 

事実、現在EUとGoogleが独禁法違反で争っている最中です。

 

EU グーグルを独禁法違反の疑いで警告

EU=ヨーロッパ連合は、アメリカのIT企業、グーグルが自社のサイトが有利になるよう検索サービスを不当に運用しているとして、独占禁止法違反の疑いで警告を行いました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150416/k10010050081000.html

 

多くのユーザーに使ってもらえるように多くの人たちに受け入れられるシステム作りは行っていますが、あくまで「良いサイトとはGoogleが判断する良いサイト」です。

 

当然良いの基準は人や文化によって異なるため、あなたが考える良いサイトが検索エンジンに当て嵌まるかはわかりません。

 

「イイものを作れば自然と製品は売れる」という考えでマーケティングを重視してこなかった一部の日本企業が凋落したように、「イイものを作る(コンテンツ)」と「環境に対応したマーケティング(SEO」はどっちかだけやれば良いものではなく両方必要だということです。

 

 


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デジタルマーケティングまわりを得意としています。主な職務経歴は、Twitter、Instagram、Facebookなどソーシャルデータを中心としたビッグデータ分析、オンライン英会話事業の立ち上げと運営、SNS広告運用、SEO事業など。お問い合わせ、ご依頼などは以下のページをご覧ください http://fukuemon.me/about-me/

 - Webマーケティング, SEO, Google

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